アーセナルの中盤に静かな安定をもたらすマルティン・スビメンディ。
その価値はプレーだけでなく、年俸・移籍金・市場価値の推移を見ることでより明確になる。
レアル・ソシエダ時代は「ラ・リーガで最も過小評価されていたMF」とまで言われた男が、アーセナル移籍とともに、年俸は約7.8億円、移籍金は約104億円、市場価値は€65m に到達。
さらに海外メディアは、
“One of the calmest midfielders in Europe.”(欧州で最も落ち着いたMFの1人)
“A perfect tactical partner for Declan Rice.”(ライスにとって戦術的に完璧な相棒)
と絶賛。
本記事では、年俸の変遷(表付き)・移籍金の裏話と争奪戦の舞台裏・各クラブでの評価・最新市場価値と今後の予測を徹底的に深掘り。
マルティン・スビメンディの年俸推移(日本円換算つき)
年俸データは Capology(給与データ専門サイト) の最新情報に基づく。
年俸推移表
| シーズン | 所属 | 年俸 (GBP) |
日本円換算 (概算) |
主な出来事・評価 |
|---|---|---|---|---|
| 2018-19 | Real Sociedad | £158,970 | 約 3,179万円 | プロ契約初年度。 控え選手の中でも最低ランク年俸。 |
| 2019-20 | Real Sociedad | £500,000前後 (推定) |
約1億円 | 戦術理解が評価され、トップ固定化。 年俸上昇の始まり。 |
| 2020-21 | Real Sociedad | £1,519,048 | 約 3.0億円 | 主力へ定着。 イマノル監督が「最も信頼しているMF」と発言。 |
| 2021-22 | Real Sociedad | £1,519,048 | 約 3.0億円 | パス成功率90%前後。 バルサからの初オファー時期。 |
| 2022-23 | Real Sociedad | £2,649,502 | 約 5.3億円 | 新契約締結。 CL出場で世界的評価が上昇。 |
| 2023-24 | Real Sociedad | £2,649,502 | 約 5.3億円 | “リーガ屈指のアンカー”と呼ばれ始める。 |
| 2024-25 | Real Sociedad | £2,649,502 | 約 5.3億円 | バルサ・アーセナル・マンUが本格的な争奪戦に参戦。 |
| 2025-26 | Arsenal | £3,900,000 | 約 7.8億円 | 5年契約。プレミア相場としては“破格に安い”と報道。 |
総評:
プロ6年で 年俸は約25倍に上昇。
ただしプレミア基準ではまだ控えめで、「市場価値に対して安い」とされている。
年俸に関する海外メディアの原文+和訳
? “One of the most underpaid midfielders in La Liga.”
「ラ・リーガで最も過小評価されていたMFの一人」
— Diario Vasco
→ ソシエダ時代は実績に対して給与が安すぎると言われた。
? “At Arsenal, his salary is modest for his level.”
「アーセナルでは、彼の給与は実力に対して控えめだ」
— Sky Sports
→ プレミア基準では約7.8億円は“割安”。
移籍金(推移・裏話・各クラブ反応)
スビメンディは “移籍金の物語” が面白い選手。
特に 2025年のアーセナル移籍は欧州最大級のドラマ だった。
移籍金推移
| 年 | 移籍先 | 移籍金 (€) |
日本円換算 | 裏話・評価 |
|---|---|---|---|---|
| 2011 | Real Sociedad | — | — | 下部組織へ加入。 地元・バスクの象徴的MFへ成長。 |
| 2019 | Real Sociedadトップ昇格 | — | — | 無料昇格。 クラブが「10年に一度の頭脳」と評価。 |
| 2025 | Arsenal | €65m | 約104億円 | 条項を“即金”で支払い。 他クラブを一蹴して獲得。 |
なぜ「バルサではなく」アーセナルだったのか?
(※この記事で一番読まれる部分)
理由①:バルサは資金不足で条項を払えなかった
スビメンディの契約は €60〜65mのリリース条項 方式。
バルセロナは財政問題で一括払いが不可能。
? バルサ原文
“Barcelona cannot trigger the clause due to FFP restrictions.”
→ 「バルサはFFPの制約で条項を行使できない」
理由②:アルテタの戦術説明が“圧倒的に具体的”だった
アーセナルは、選手本人へ 3時間以上の戦術プレゼン を実施。
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ライスとの二枚軸
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CLでの役割
-
ビルドアップでの配置
-
シティのロドリとの比較
? アルテタの直接コメント(報道)
“You will be the balance of my team.”
→ 「君がチームのバランスそのものになる」
理由③:人格を高く評価されていた
アルテタは育成年代からずっとスビメンディを追っていた。
? 英紙より
“Arteta loves his calmness and intelligence.”
→ 「アルテタは彼の落ち着きと知性に惚れ込んでいる」
最新市場価値
€65m(約104億円)
=実際の移籍金と一致。
プレミアの影響で、「€70m前後」まで上昇する可能性あり と英国メディアは報道。
今後の予測(2026〜2028)
プレミアの成長カーブ(例:ライス、ロドリ、カイセド)を参考にすると、
▶ 2026年:€70〜75m
(CLレギュラー化で評価が安定)
▶ 2027年:€80m超え
(28歳の最盛期に突入)
▶ 2028年:€70m前後に落ち着く見込み
(ポジション特性でピークは短め)
評価の鍵は:
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ライスとの共存
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アーセナルのCL成績
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継続的なスタッツ(パス成功率・奪取)
さいごに
マルティン・スビメンディは、実力・人格・戦術理解力・市場価値 のすべてが欧州トップレベルに到達した“静かなる戦術司令塔”だ。
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年俸は約7.8億円(アーセナル)
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移籍金は€65m(約104億円) とクラブ史上級の大型案件
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市場価値は€65m→将来的に€75〜80mが射程圏内
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ソシエダでは“クラブの象徴”、アーセナルでは“ライスの最適解”と高評価
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海外メディアは
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“Europe’s most intelligent double pivot.”(欧州で最も知的な二枚軸)
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“Arteta finally gets his ideal 6.”(アルテタが理想の6番をついに得た)
と絶賛
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派手なゴールを奪うタイプではないが、チームを安定させ、試合を支配し、戦術を機能させる“最も価値の高いタイプのMF”。
そして、アーセナル移籍は彼の市場価値をさらに押し上げる転機となり、今後3〜5年、サッカー界で最も評価が上昇するアンカーの一人になるだろう。


