サッカーワールドカップロシア大会のグループリーグが、すべて終了し、決勝トーナメントの組み合わせも決まりましたね。
昨日から今日にかけての日本対ポーランド戦は、心臓に悪い試合でしたね(笑)
スタメンを6人も変えるという大胆な作戦に出た西野監督。これは、流石にないなと思いましたね。
決勝トーナメントが決まって手のことならわかりますが、決まってもないのに6人も変更するのか?と采配に疑問を持ちました。
思った通りDFは、ある程度できていましたが、攻撃の方がちぐはぐでゴールを奪えそうもない状態でしたね。
後は、GKの川島様の超ファインセーブで助けられましたね。これまでのミスを帳消しにするようなプレーの連続でした。
試合は、ご存知の通り、0-1で負けましたが、コロンビアのおかげで、何とかフェアプレーのポイントで、2位に滑り込めました。コロンビア様々です(笑)
結果がすべてとはいえ、どうなるかわからない状況での大幅なメンバー交代はやめてほしかったですね。
とはいえ、目標であったグループリーグを突破したことは、良かったですが、2位通過により、死の山に入ってしまいましたね。
しかも、1回戦は、ベルギーになりましたし、ルカク、アザールをどう止めるか?
これから対策を練ることでしょう。西野監督の大胆な采配が、今度は当たるといいですが・・・。
決勝トーナメント1回戦の日程は以下の通り。
6月30日(土)
23時(C組1位)フランスvsアルゼンチン(D組2位)
27時(A組1位)ウルグアイvsポルトガル(B組2位)7月1日(日)
23時(B組1位)スペインvsロシア(A組2位)
27時(D組1位)クロアチアvsデンマーク(C組2位)7月2日(月)
23時(E組1位)ブラジルvsメキシコ(F組2位)
27時(G組1位)ベルギーvs日本(H組2位)7月3日(火)
23時(F組1位)スウェーデンvsスイス(E組2位)
27時(H組1位)コロンビアvsイングランド(G組2位)
それにしても、サッカーワールドカップロシア大会のグループリーグだけでも波乱が多かったですね。
中でも一番びっくりしたのが、2014年サッカーワールドカップの優勝国ドイツの敗退ですね。
恐らく、誰もが思わなかったことでしょう。変なジンクスもありますからね。ドイツは、連覇を狙っていたはず。
前回大会の優勝国は、サッカーワールドカップで連覇が出来ないとか?近年は、そうですよね?
では、なぜ、前回大会の優勝国は、サッカーワールドカップで連覇が出来ないのか?
連覇が出来ない理由について書いていこうと思います。
なぜ、サッカーワールドカップでは、前回大会優勝国が連覇できないのか?
連覇が出来ない理由として、挙げられるのが、サッカーワールドカップで優勝したとしても、次の大会まで4年間あることです。
優勝した時のメンバーのままで、4年間同じ力が保てるかといえば不可能に近いですよね?
もし、連覇を本気で狙うのであれば、優勝メンバーを軸に、若手の育成をし、上手い具合に世代交代をしていかない限り、連覇は、厳しいと思う。
短期間でできる作業ではないし、優勝したメンバーから切り替えるための準備と監督の決断が必要になってくると思う。
優勝経験があるということは、大きな財産だと思うが、それを次の世代とどうミックスさせていくかが難しい。そこが連覇のカギなのではないでしょうか?
では、20年前のサッカーワールドカップフランス大会で優勝したフランスから見てみましょう。
1998年フランス大会は、フランスが優勝→2002年日韓大会は、グループステージ敗退。
2002年日韓大会は、ブラジルが優勝→2006年ドイツ大会は、ベスト8。
2006年ドイツ大会は、イタリアが優勝→2010南アフリカ大会は、グループリーグ敗退。
2010年南アフリカ大会は、スペインが優勝→2014年ブラジル大会は、グループリーグ敗退。
2014年ブラジル大会は、ドイツが優勝→2018年ロシア大会は、グループリーグ敗退。
といった結果になっている。サッカーワールドカップで連覇をすることがいかに難しいことかが、わかりますよね。
ブラジル以外は、グループリーグ敗退をしてますしね。いかに、上手く優勝メンバーと若手をミックスさせていくかが連覇ができるかどうかのカギを握っていますね。
後は、近年、個の差を組織で埋めてくるチームが多くなって、ちょっとした差で、負けてしまうことも連覇ができない要因ではないかなと思います。
サッカーワールドカップロシア大会を見ていて、大差がついた試合が多くないなといった感じでしたね。
大差がついた試合が少なかっただけではなく、ジャイアントキリングが起きてますし、大陸間での実力差も少しずつなくなってきているせいかもしれませんね。
では、過去には、サッカーワールドカップで連覇をした国はあるんでしょうか?
実際に連覇をした国がありました!2ヵ国だけ。どこの国が、サッカーワールドカップで連覇を成し遂げたのか見ていきたいと思います。
サッカーワールドカップで、連覇を成し遂げた国はどこ?
かなり昔の話になりますが、1934年のイタリア大会、1938年のフランス大会で、イタリアが初めて、サッカーワールドカップで連覇をしました。
もう1か国は、ブラジルで、1958年のスウェーデン大会と1962年チリ大会で連覇を達成しました。
1958年のスウェーデン大会は、”サッカーの王様”ペレがデビューしたことで、有名ですよね?
実は、1962年のチリ大会は、ペレが出ていなかったみたいで、その中でブラジルは連覇をしたみたいですね。今では、考えられませんが。
昔といえども、サッカーワールドカップで連覇をすることは難しかったと思いますので、イタリア、ブラジルの連覇は、改めてすごいと思います。
これに続く連覇をする国が表れるのか?どうか?今後が楽しみですね!
ただ、連覇は、厳しいでしょうね。連覇を達成するには、かなりの条件が必要だと思いますね。
欧州や南米の中堅クラスの国が力を付け始めているので、簡単には連覇を達成できないと思いますし、当たり前ですが、強豪国も強化に力を入れてくるので、恐らく、サッカーワールドカップで連覇の可能性は薄いと思います。
連覇をする国が、出てくるとしたら、1回目の優勝の時の平均年齢が若い世代が多いことが条件になってきそうですね。
例えば、平均年齢が、26~28ぐらいのメンバーで、1度目の優勝をして、4年後に挑むといった形でないとサッカーワールドカップの連覇は厳しいと思いますね!
後は、若手育成に定評がある国や次々に才能あふれる若手が出てくる国ぐらいですかね。ブラジルみたいに。それと、グループリーグ、決勝トーナメントの組み合わせですね。
これらの条件が揃えば、連覇はあり得るかもしれませんね(笑)まあ、連覇への道は険しそうですが。
まとめ
今回は、サッカーワールドカップの連覇の難しさをテーマに書かせていただきました。
連覇への近道は、サッカーワールドカップ優勝メンバーを軸にして、そこにいかに若手選手をミックスしていけるかが重要ではないかと思います。
簡単に言ってますが、かなり複雑で、難しい作業だと思います。監督の決断力や各国のサッカー協会が協力しないと実現は難しそうですね。
サッカーワールドカップロシア大会も決勝トーナメントが始まりますが、どこが優勝するのか楽しみですし、2022年サッカーワールドカップで、連覇できないというジンクスを破ってくれそうな国が優勝すると次回の大会が楽しくなりそうですね。
後は、日本がベルギーを倒して、準々決勝で、本気のブラジルとやるところを見てみたいですね!そのためには、ベルギー戦は、ベストメンバーでお願いしますね!西野監督。
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