サッカーワールドカップも決勝トーナメントまで行くと、実力差が少なく面白い試合が多くなりますよね?
実力差が少ないので、延長戦までもつれ込むことも多くなってきます。
延長戦のルールってどうなの?
カタール大会と前回大会までと違うところはあるの?
そこで今回は、サッカーワールドカップの延長ルールについて書いていきたいと思います。
この記事の内容
サッカーワールドカップの延長戦のルールは?
引用:goal.com
グループステージでは延長戦はなく、90分で引き分けになります。
決勝トーナメント以降、90分で決着がつかない場合は、延長戦に突入。
基本的に前後半15分ずつの計30分で行い、延長戦で決着がつかない場合は、PK戦で勝敗を決めます。
延長前半と後半の間には、ハーフタイムという時間はなく、陣地を入れ替える程度です。
基本的には、引水タイムぐらいで、0分と思っていて良いと思います。
延長戦のハーフタイムは、こんな感じです↓
引用:YouTube
延長戦で決着がつかない場合は、PK戦で決着をつけます!
延長戦やPK戦までとなると、疲労は相当なものになるので、選手は90分で決着をつけたいところ。
次の試合に響きますからね。
決勝トーナメントに進出した日本代表には勝ち進んでほしいので、延長戦に入る前に決着をつけてほしいものです。
〜ワールドカップでサッカーを見始めた方へ〜
今日からはトーナメントなので決着をつけなければいけません
今までは延長戦なしのルールでしたが今日からは同点で後半が終わった場合は延長戦があります昔のVゴール方式に慣れてる方々
※何点決まろうとも15分ハーフの30分間は行われます— そうぃちろう@ゲスの極み変態 (@So16swallows) December 5, 2022
ワールドカップだと引き分けで延長無いんだっけ。試合によってルール違うのわかりにくいわ。
— くまぷ (@KMP_jp) December 2, 2022
前回大会までとカタール大会で違うルールは?
以前の大会とカタール大会で違うルールは交代の人数。
新型コロナウイルスの影響で以前は3人まででしたが、5人まで後退枠が増加しました。
ただ、交代のタイミングは、3人交代制の時と同じでハーフタイムを除く3回。
5人交代させるためには、複数交代させないといけない。
また、延長戦に入ると6人目の交代ができるようになります。
カタール大会は交代策が上手くハマるかで勝敗を分けように思えますね。
実際、サッカー日本代表も5人交代枠をうまく活用し、強豪ドイツとスペインに勝利しましたね↓
引用:YouTube
もし、3人のままだったら上手くはいかなかったかもしれません。
決勝トーナメント進出しましたが、ベスト8と言わず、上を目指してほしいものです。
以前は色々あったサッカーワールドカップ延長戦のルール!
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/special/fifa_worldcup/special/article/08.html
ワールドカップの延長戦のルールも変わってきました。
見ている側が楽しめるルールもありましたが、残念ながら廃止となってしまったルールも。
では、以前あったワールドカップの延長戦のルールを見ていきましょう↓
ゴールデンゴール方式編
Jリーグでも採用されていた時期があったゴールデンゴール方式。
日本だと「Vゴール」と呼ばれていたので覚えている方は多いかもしれませんね。
ルールの内容は、先にゴールを決めた方が勝ちというシンプルなルール!
このルールの目的は、試合数増加で選手の疲労を考慮したためと言われています。
採用された大会は以下の通り↓
- FIFAワールドカップ – 1998年大会、2002年大会
- FIFA女子ワールドカップ – 1999年大会、2003年大会
- UEFA欧州選手権 – UEFA EURO ’96、UEFA EURO 2000
- オリンピック – 1996年アトランタ大会、2000年シドニー大会
先にゴールを決めたチームが勝ちということで慎重になりやすかったように思えますね。
ただ、見ているほうはワクワクしながら見ていました。
日本人にはウケが良かったルールですが、ヨーロッパでは不評。
1点取られた後に反撃する機会が損なわれるということで、ゴールデンゴール方式を廃止し、シルバーゴール方式に変更しました。
日本代表のゴールデンゴール方式と言えば、これでしょう↓
引用:YouTube
ゴールデンゴール方式ならではのシーンですね。
もう1度採用してほしいですが、ないでしょうね。
シルバーゴール方式
ゴールデンゴール方式と延長戦フルタイムの間を取ったようなルール。
延長前半で1点取った時点で終了とはならず、前半戦終了まで行うという中途半端なルール。
そのまま守り切れば、リードしているチームが勝利!
後半でも同様です。
このシルバーゴール方式は風向きや日差しなどで有利不利が別れるため、2004年に廃止。
ワールドカップでは実施されることなく終わってしまいました。
見ているほうも微妙な感じでしたので、廃止になって良かったなと思います。
廃止後、現行のフルタイム方式となり、やる方も見る方も納得のルールなのではないかと思います。
まとめ
今回は、サッカーワールドカップの延長戦のルールについて書いてみました。
以前までの大会と大きく変わったところは、交代の人数!
これが勝敗に大きくかかわってきているかもしれませんね。
日本代表は恩恵を受けており、ありがたいルール変更でした。
決勝トーナメント進出を決め、延長戦も考慮しなくては行けなくなりました。
延長戦は消耗が激しいので、90分で決着をつけて、準々決勝に進んでほしいものです。
こちらの記事も読まれています↓
- 【動画あり】サッカーワールドカップの歴史に残る名勝負5選!
- サッカーワールドカップ第一回大会の開催国、優勝国などをまとめてみた!
- サッカーワールドカップの歴代公式ボールの特徴などをまとめてみた!
- サッカーワールドカップで連覇した国は?前回優勝国に囁かれるジンクスとは?
- サッカーワールドカップの優勝回数ランキング!気になるMVPは?