2017年2月、マリオ・ゲッツェ選手が代謝異常を抱えていることが発表されましたね。
その際には、具体的な病名は挙げられていませんでしたが、その病気の原因が「ミオパチー」が原因なのではと言われていました。
原因の「ミオパチー」とは何なのでしょうか?
運動麻痺は深刻なのでしょうか?
気になるフランクフルトへの影響はどうなのでしょうか?
そこで今回は、マリオ・ゲッツェ選手の病気の原因「ミオパチー」とは?とフランクフルトへの影響は?について書いてみたいと思います。
この記事の内容
マリオ・ゲッツェの病気はミオパチー?
🤒 Stoffwechselstörungen: @MarioGoetze fällt weiter aus. Gute Besserung, Mario! https://t.co/uB6yrQgyM1 pic.twitter.com/hRakkE3ORQ
— Borussia Dortmund (@BVB) February 27, 2017
マリオ・ゲッツェ選手の病気の原因「ミオパチー」とは何なのでしょうか?
どんな症状で、原因は何なのでしょうか?
それぞれについて見ていきましょう↓
「ミオパチー」とは
ミオパシーとは筋肉の疾患の総称です。
代表的な病気としては進行性筋ジストロフィーがあり、そのほかにも数多くの病気があるとされています。
それらの病気は遺伝子疾患です。症状としては筋肉が委縮することで筋力が低下していく進行性の病気です。
治療法については病気の種類によって異なりますが、根本的な治療法がないものが多いです。
しかし、現在遺伝子治療が始まり期待されています。
概要なので、ピンとこないですよね?
では、「ミオパチー」についてわかりやすく説明している動画があるので紹介したいと思います↓
原因や症状などを見てみましょう。
少しはイメージしやすくなるかもしれません。
「ミオパチー」の原因
筋肉に何かしらの問題があり、萎縮をすることによって起こります。
進行性筋ジストロフィーが典型で、遺伝子の異常が原因。
遺伝子の異常には、先天性と後天性があります。
先天性:両親の異常な遺伝子を受け継ぐことによって発症
後天性:両親から受け継いだ遺伝子は正常ですが、正常な遺伝子が突然変異して遺伝子が異常になり発症
遺伝子の異常が原因で、先天性と後天性があるということはわかりました。
では、先天性か後天性で症状が違うのでしょうか?
主な症状と先天性か後天性で症状が違うのか?について見ていきましょう。
「ミオパチー」の主な症状
おもな症状は、脱力、けいれん、麻痺など様々。
力が入らなくなると痩せてきたりします・・・。
先天性の場合:一般の人と変わりなく生活できます。
後天性:筋力低下を防げず、死亡してしまう可能性が高い。
マリオ・ゲッツェ選手は先天性だったようで、報道された時に安心された方は多かったことでしょう。
運動麻痺は深刻だったの?
運動麻痺は深刻だったようですね。
マリオ・ゲッツェ選手の専属医であったティエリー・ムリシュ氏によると、
ドルトムントに戻った直後から、疲れ、倦怠感、急激な疲労感という症状が本格的に出てきたという。
引用:spox
一気にきた感じがしますね・・・。
どうやら、バイエルン時代にトレーニングを増やしたことで発生したようです。
もっと頑張ろうといった自分へのプレッシャーが大きかったようで、多くの時間休ませなければならなかったとティエリー・ムリシュ氏は言っていました。
結構、無理していたのですね。
そんなマリオ・ゲッツェ選手は、2017年2月から無期限のチーム離脱・・・。
2017-2018シーズンの開幕に復帰し、怪我もありましたが、1シーズンプレーし続けました。
病気から復帰以降のマリオ・ゲッツェ選手の成績です↓
- 2017-2018:公式戦32試合2得点7アシスト(ドルトムント)
- 2018-2019:公式戦34試合7得点7アシスト(ドルトムント)
- 2019-2020:公式戦21試合3得点1アシスト(ドルトムント)
- 2020-2021:公式戦25試合6得点7アシスト(PSV)
- 2021-2022:公式戦52試合12得点11アシスト(PSV)
- 2022-2023:公式戦23試合2得点4アシスト(フランクフルト)
復帰後の各シーズンの成績を見てみると素晴らしいですね。
得点は少ないかもしれませんが、病気から復帰後ということを考えれば十分なのではないでしょうか?
現在は、フランクフルトの攻撃をけん引し、サッカーワールドカップカタール大会のドイツ代表にも選出されました。
今のパフォーマンスを見ると、病気をしていたとは思えないですね↓
マリオ・ゲッツェ率いるフランクフルトが、UEFAチャンピオンズリーグでどこまで勝ち進めるのかが楽しみ。
もちろん、リーグ戦も注目です。
フランクフルトへの影響は?
経験を還元し、フランクフルトに良い影響を与えてくれています。
そのおかげか?リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグで良い結果を残せていますね。
マリオ・ゲッツェ選手の成績は凄く良いわけではないですが、目に見えない部分で大きく貢献しているのだと思われます。
相手守備陣をひきつけ、鎌田大地選手を上手く活かせているのではないでしょうか?
今のところ、フランクフルトへの影響は良いものであると言えます。
今後、フランクフルトがどのような結果を残していくのかに注目していきましょう!
長谷部誠選手もいますので、3人に注目です。
まとめ
今回は、マリオ・ゲッツェの病気はミオパチー?運動麻痺は深刻だったの?フランクフルトへの影響は?について書いてみました。
厄介な筋肉の疾患でしたが、マリオ・ゲッツェ選手のは先天性のものであったので助かりましたね。
復活できるのか心配されていましたが、より強くなって戻ってきてくれて喜んだ方は多いでしょう。
サッカーワールドカップカタール大会のメンバー入りも果たし、同僚の鎌田大地選手との対決が楽しみです。
元同僚の堂安律選手もです。
3人が揃って出場するところが見てみたいですね。
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