日本代表として数々の試合に出場し、その豊富な運動量と守備意識でサポーターを魅了してきた原口元気選手。
彼のサッカーキャリアの基盤を築いたのは、高校時代に培われた努力と忍耐力です。
今回は、彼が通った高校や、当時抱いていた強い嫉妬心、そしてそれが彼の成長にどのように影響を与えたかについて深く掘り下げていきます。
原口元気の出身高校は第一学院高校!
引用:google
原口元気選手は、西武台高校に入学したものの、プロサッカー選手を目指すため、通信制のウィザス高等学校(現・第一学院高校)に転校しました。
この決断は、単にサッカーだけに専念するための選択でしたが、当時の彼にとっては非常に大きな一歩でした。
なぜなら、一般的な高校生活を捨てるということは、友人と共に過ごす青春の時間を犠牲にし、ひたすらサッカーに打ち込む生活を選んだことを意味していたからです。
通信制の高校では、通学の頻度が少なく、試合や練習に時間を充てることができるため、プロを目指す多くの選手にとって理想的な環境。
原口元気選手もこの環境で、浦和レッズユースでのプレーに全力を注ぎました。
第一学院高校出身の有名人!
引用:news.yahoo
第一学院高校といえば、多くのサッカー選手が通っていたことで有名!
1部紹介したいと思います↓
写真 | 名前 | 所属クラブ |
香川真司 (かがわ しんじ) |
セレッソ大阪 | |
橋本拳人 (はしもと けんと) |
SDウエスカ | |
酒井宏樹 (さかい ひろき) |
浦和レッズ | |
久保建英 (くぼ たけふさ) |
レアル・ソシエダ | |
小林祐希 (こばやし ゆうき) |
コンサドーレ札幌 | |
山根視来 (やまね みき) |
川崎フロンターレ | |
中島翔哉 (なかじま しょうや) |
浦和レッズ | |
伊藤洋輝 (いとう ひろき) |
VfBシュトゥットガルト |
サッカー日本代表選手が多い!
アンダー世代の日本代表選手やユース所属選手にとってありがたい高校ですからね。
2026年大会には、何名選ばれるのかが楽しみですね。
原口元気は高校サッカーに嫉妬していた?なぜ?
ゲキサカ秘蔵写真[2007.10.6]原口元気(浦和ユース) https://t.co/6SpyryrciZ #gekisaka pic.twitter.com/9FwERbGMWl
— ゲキサカ (@gekisaka) October 5, 2016
ユースチームで活動していた原口元気選手は、確実に実力をつけていきましたが、一方で強い「嫉妬心」を抱いていました。
それは、高校サッカーへの注目度の高さから来るものでした。
特に、毎年年末に行われる全国高校サッカー選手権は、全国のサッカーファンの関心が集まる一大イベントです。
テレビ中継や新聞で取り上げられ、勝ち進んだ高校は一躍有名になり、選手たちもスター扱いされることが少なくありません。
一方で、ユースチームに所属する選手たちは、プロのクラブで厳しいトレーニングを重ね、高いレベルの試合に出場しているにもかかわらず、世間からの注目を浴びる機会は限られていました。
この状況に、原口選手は強い嫉妬を感じていたと言います。
彼自身も、「自分たちはもっと評価されるべきだ」と感じていたようです。
この嫉妬心が、彼の競争心を一層刺激し、さらなる努力へとつながっていきました。
インタビューで彼は、「高校サッカーに負けたくないという気持ちが強かった」と語っており、この時期の悔しさが、プロサッカー選手として成功するための原動力になったとしています。
浦和レッズユースでの成功
原口元気は浦和レッズユース出身選手として史上初となるW杯出場を達成した。浦和の宝。 pic.twitter.com/MkqluMCoXZ
— シロ (@mub4614) June 19, 2018
浦和レッズユースに所属していた原口元気選手は、次第にチームの中心選手となり、高円宮杯全日本ユース選手権では、チームを優勝に導く活躍を見せました。
特に、決勝戦で見せたボレーシュートはファンの間で語り草となり、彼の名を一躍全国区に広めました。
2008年高円宮杯決勝 浦和レッズユース×名古屋U-18で原口元気が魅せたボレーシュートがエグイ!! pic.twitter.com/S0aHnr5wve
— ©️®️⑦⚽👑 (@King_7Madrid) September 5, 2016
ただし、当時のユースチームの成功は、一般的にはまだ広く知られていないことも多く、全国高校サッカー選手権と比べると、メディア露出の面での不公平さを感じていたのも事実です。
しかし、この経験が原口元気選手をさらに強くし、彼のプロキャリアにおける自信やモチベーションの源泉となりました。
プロとしてデビューした後も、彼はこのユース時代の苦労と努力を忘れず、それが彼の精神的な強さを育んだのです。
さいごに
原口元気選手は、高校生活を犠牲にしてまでサッカーに専念する道を選び、通信制の第一学院高校でプロを目指すための土台を築きました。
彼がユースチームで培った競争心や嫉妬心は、彼のプレーにおいて重要なモチベーションとなり、さらなる成長を促しました。
ユースチームでの成功と悔しさが、原口選手をさらに高みへと押し上げ、今や日本代表として世界で戦う彼の姿があります。
高校時代に抱いた嫉妬心や競争心が、彼をサッカー界での成功へと導いた原動力となっているのです。
これからも、その情熱と努力を武器に、原口元気選手のさらなる活躍に期待が高まります。
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