後藤啓介は何がすごい?プレースタイルやポジションを徹底解説!海外の評価も紹介

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日本代表の将来を担うセンターフォワード候補として注目されている後藤啓介。

身長191~192cmという日本人離れしたサイズを持つことから、「高さが武器の大型FW」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、後藤啓介がベルギーの名門アンデルレヒト、そしてドイツ・ブンデスリーガのSCフライブルクから評価された理由は、単純に「背が高いから」ではありません。

むしろ後藤の最大の魅力は、大型ストライカーでありながら、スペースへ走る、足元でボールを扱う、ゴール前で相手DFから離れるといった現代のセンターフォワードに必要な能力を兼ね備えていることです。

Transfermarktでは身長1.91m、右利き、メインポジションはセンターフォワード。左ウイングも対応可能なポジションとして登録されています。

2025-26シーズンにはシント=トロイデンでベルギー1部リーグ28試合10得点5アシストを記録。

2026年にはフライブルクへ移籍し、ついに欧州5大リーグの一つであるブンデスリーガへ到達しました。

では、後藤啓介は具体的に何がすごいのでしょうか。




後藤啓介のプロフィール

 

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後藤啓介は2005年6月3日、静岡県浜松市生まれ。

ジュビロ磐田の育成組織で成長し、U-18所属時代からトップチームに登録されました。

興味深いのは、若い頃からストライカー一筋だったわけではないことです。

ジュビロ磐田U-18時代にはセンターバックやボランチでもプレーしており、「どこでも起用できる超万能型」の選手を目指していました。

最終的にはFWとして才能を開花させます。

2023年2月18日のJ2開幕・ファジアーノ岡山戦では、Jリーグデビュー戦ながら2得点。

17歳260日でゴールを決め、高原直泰が持っていたジュビロ磐田のクラブ最年少得点記録を25年ぶりに更新しました。

さらに同年は高校生年代ながらJ2で33試合7得点。プロ1年目からジュビロ磐田のJ1昇格に貢献しています。

その後はベルギーへ渡り、

ジュビロ磐田
→ RSCAフューチャーズ
→ アンデルレヒト
→ シント=トロイデン
→ SCフライブルク

と着実にステップアップしてきました。




後藤啓介のポジションはセンターフォワード

 

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後藤啓介の本職は、センターフォワード(CF)です。

Transfermarktのプロフィールでもメインポジションは「Centre-Forward」、サブポジションは「Left Winger」とされています。

さらに実際の出場ポジションを見ると、特徴がはっきりします。

センターフォワードでは72試合に出場して27得点10アシスト。一方、左ウイング4試合、右ウイング2試合、セカンドストライカー1試合となっています。

したがって「FWならどこでもできる選手」というより、

センターフォワードを本職としながら、必要に応じて他の前線のポジションにも対応できる選手

と考えたほうがいいでしょう。

日本代表でも基本的には中央で勝負するストライカーとしての成長が期待されます。




後藤啓介のプレースタイル① 191~192cmの圧倒的サイズ

 

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まず目を引くのは、やはり体格です。

Transfermarktでは191cm、日本語資料では192cm・85kgと記録されています。

日本人のセンターフォワードとしては非常に恵まれたサイズです。

センターフォワードにとって身長があることには、大きな意味があります。

クロスに対して高い位置でボールを触れるだけではありません。

相手センターバックを背負ってボールを受ける際にも身体を使いやすく、ロングボールのターゲットになることもできます。

さらに相手DFからすれば、192cm級のFWを常に警戒しなければならないため、後藤が中央にいるだけでも守備側の注意を引きつけられます。

ただし、後藤を「ヘディングが得意な大型ターゲットマン」とだけ表現するのは適切ではありません。

むしろ海外クラブが評価しているのは、その体格に技術と機動力が組み合わされていることです。




プレースタイル② 大型FWなのにDFの背後へ走れる

 

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後藤啓介のプレースタイルを理解するうえで非常に重要なのが、DFラインの背後を狙う動きです。

一般的な大型センターフォワードには、

「前線で身体を張る」

「ロングボールを収める」

「クロスをヘディングする」

といった役割が求められることがあります。

後藤にはそれとは違う魅力があります。

192cm近い身体を持ちながら、最終ラインの前で待ち続けるのではなく、センターバックの背後にあるスペースへ積極的に飛び出していくタイプなのです。

フライブルクも獲得時に、この能力を明確に評価しています。

クラブのスポーツディレクターであるヨッヘン・ザイアー氏は、後藤について最終ラインの背後を狙うことを好み、スペースを見つける能力を持っていると評価しました。

これは現代サッカーでは非常に重要な能力です。

味方のMFが前を向いた瞬間に走り出せれば、相手DFはラインを下げざるを得ません。

すると後藤自身がボールを受けなくても、中盤と最終ラインの間にスペースを作ることができます。

つまり後藤の裏抜けは、

自分が得点するためだけではなく、チーム全体の攻撃スペースを広げる効果もある

ということです。




プレースタイル③ ゴール前で相手DFから消える動き

後藤の得点力を支えているのが、ペナルティエリア内でのポジショニングです。

センターフォワードには「どこに立つか」だけでなく、「いつ動くか」が重要になります。

クロスが入る前からゴール前に立っているだけでは、センターバックにマークされてしまいます。

重要なのは、

DFの視線がボールへ向いた瞬間に動く。

ニアへ走ると見せてファーへ移動する。

DFとDFの間へ入る。

一度相手から離れてからゴール前へ加速する。

こうした小さな駆け引きです。

フライブルクが後藤について「ペナルティエリア内でどう動くべきかを理解している」と評価しているのは重要でしょう。

後藤は単純に身体能力でシュートまで持っていくFWではなく、ゴールを奪える場所へ入っていく能力を持ったストライカーとして評価されています。




プレースタイル④ 「点で合わせる」ストライカーとしての資質

後藤の得点記録を見ると、この特徴がさらに分かりやすくなります。

2023年のJ2では33試合7得点。

RSCAフューチャーズでは31試合13得点。

そしてシント=トロイデンでは40試合13得点8アシストを記録しています。

特に2025-26シーズンのベルギー1部では、レギュラーシーズン28試合10得点5アシスト。

若手FWが欧州1部で二桁得点を記録したことには大きな意味があります。

後藤はドリブルで何人も抜いて一人でゴールを作るというより、

味方の攻撃に合わせて最も危険な場所へ入り、最後の一撃を担当する

というストライカーとしての特徴が強い選手です。

この能力は、周囲の選手のレベルが上がればさらに生きる可能性があります。




プレースタイル⑤ 長身FWとしては足元の技術が高い

後藤が欧州で早くから注目された大きな理由の一つが、サイズと技術の組み合わせです。

アンデルレヒトは後藤を獲得した際、長身でありながら技術力と得点能力を持った「ユニークなプロフィール」のストライカーとして評価していました。

ここが後藤の大きな特徴です。

192cm近いFWだからといって、ボールを放り込んで競らせるだけではありません。

足元へ入ったボールを扱いながら攻撃へ参加できるため、相手DFとしては対応方法を一つに絞りにくくなります。

前から激しく当たりにいけば背後を取られる。

距離を取れば足元でプレーされる。

高さを警戒すれば地上で動かれる。

この「一つの守り方だけでは対応しにくい」ところが、大型FWとしての価値につながっています。




プレースタイル⑥ ポストプレーで攻撃の起点にもなれる

大型CFである以上、今後さらに重要になるのがポストプレーです。

相手CBを背負った状態で縦パスを受け、

味方へ落とす。

ボールをキープして味方が上がる時間を作る。

反転して自らゴールへ向かう。

こうしたプレーが安定すれば、後藤は得点だけでなく攻撃の基準点になれます。

特に日本代表では、相手から押し込まれた試合で前線にロングボールを送らざるを得ない場面もあります。

そこでボールを失わず、味方の押し上げを待てるCFがいれば、チームは大きく助かります。

ただし、ここについては注意も必要です。

後藤の体格だけを見て「すでに世界トップレベルのポストプレーヤー」と評価するのは早いでしょう。

むしろ今後、ブンデスリーガの強靱なセンターバックを相手に身体を当てながら、どこまで確実にボールを収められるようになるかが成長ポイントの一つです。




プレースタイル⑦ アシストもできる

後藤は純粋なフィニッシャーでありながら、味方を生かす数字も残しています。

シント=トロイデンでは40試合13得点8アシスト。

特にベルギー1部レギュラーシーズンでは10得点に加えて5アシストを記録しています。

これは興味深い数字です。

センターフォワードが相手CBを引きつければ、その周囲にはスペースが生まれます。

そこで自分だけがシュートを狙うのではなく、味方へボールをつなぐことができれば、攻撃の選択肢は一気に増えます。

将来的には、

「点を取る9番」+「周囲を使える9番」

になれる可能性があります。




プレースタイル⑧ 前線から守備でも貢献できるか

現代のセンターフォワードには得点だけでなく、守備も要求されます。

特にブンデスリーガでは、相手のビルドアップに対してFWがどこからプレスをかけるのか、どのパスコースを消すのかという判断が重要です。

後藤は育成年代にセンターバックやボランチも経験しています。

この経験は、相手が「どこへボールを出したいのか」を理解するうえでプラスになる可能性があります。

ただ走り回るのではなく、相手CBからボランチへのコースを消しながらプレスする。

こうした戦術的な守備まで身につければ、出場機会を増やす大きな武器になるでしょう。




後藤啓介はウイングでもプレーできる?

Transfermarktでは左ウイングもサブポジションとして登録されています。

実際に左ウイング4試合、右ウイング2試合の出場記録があります。

ただし、センターフォワード72試合に比べれば圧倒的に少なく、本格的なウインガーと考える必要はありません。

サイドで1対1を繰り返すドリブラーというより、

中央を本職としながら、試合展開によってサイドへ流れてプレーすることもできるCF

という理解が近いでしょう。




実は攻撃的MFで日本代表に起用されたことも

さらに興味深いデータがあります。

日本代表ではセンターフォワードだけでなく、Transfermarkt上ではボリビア戦とアイスランド戦で「AM(攻撃的MF)」として出場した記録があります。

もちろん、これだけで後藤の本職がトップ下だという意味ではありません。

むしろ、中央の最前線だけに固定される選手ではなく、前線から少し下がった場所にも顔を出せる柔軟性を示す材料の一つでしょう。




海外の評価① アンデルレヒトが18歳で獲得した理由

後藤啓介の海外評価を考えるうえで外せないのがアンデルレヒトです。

ベルギー屈指の名門が、まだ日本でプロキャリアを始めたばかりだった後藤を獲得。

当時からクラブ側は、

長身
+技術
+得点能力

という組み合わせに注目していました。

つまり「将来身体が強くなれば面白そう」というだけの素材型選手ではありません。

すでに技術的なベースを持ちながら、さらに大型FWとして成長できる選手として評価されていたのです。




海外の評価② ベルギーで「素材」から「結果を出すFW」へ

ベルギー移籍後、後藤はすぐにトップチームの絶対的主力になったわけではありません。

まずRSCAフューチャーズで経験を積みました。

2023-24シーズンはベルギー2部で14試合6得点。

2024-25シーズンには17試合7得点を記録しています。

合計すると31試合13得点。

その後、アンデルレヒトのトップチームでもゴールを記録。

2025年1月26日のKVメヘレン戦でトップチーム初得点を決めると、続くホッフェンハイム戦ではUEFAヨーロッパリーグデビューを果たし、2試合連続ゴールを記録しました。

若手リーグやセカンドチームだけで得点できる選手ではないことを示した瞬間でした。




海外の評価③ シント=トロイデンで一気に評価上昇

後藤のキャリアにおいて大きな転機となったのがシント=トロイデンです。

2025-26シーズン、ベルギー1部で28試合10得点5アシスト。

プレーオフでも10試合1得点2アシストを記録しています。 www-transfermarkt-com-keisuke-g…

ベルギー1部で二桁得点を達成したことで、

「将来性のある日本人FW」から「欧州1部で実際に数字を残せるFW」へ

評価を一段階上げたと見ることができます。

そして、その先に待っていたのがブンデスリーガでした。




海外の評価④ フライブルクが評価した「スペースを見つける能力」

フライブルクの評価で特に興味深いのは、後藤の身体的な特徴だけを褒めているわけではないことです。

クラブ側が評価したのは、

DFラインの背後への動き
スペースを見つける能力
ペナルティエリア内での動き
積極性

といった部分でした。

これは非常に重要です。

191~192cmという身長は、スカウトなら一目で分かります。

それでもフライブルク側が「動き」や「スペース認知」を具体的に評価しているということは、

後藤をフィジカルだけに依存した大型FWとは見ていない

ということです。

むしろ現代的な9番として成長できる可能性を評価しているのでしょう。




フライブルクでも早くも得点

2026-27シーズンは、ブンデスリーガではまだ途中出場が中心です。

アップロードされたTransfermarkt資料ではリーグ4試合37分。 www-transfermarkt-com-keisuke-g…

一方でUEFAカンファレンスリーグ予選では2試合2得点。

出場時間が限られるなかでも得点という結果を残している点は、ストライカーとして好材料でしょう。

ただ、ここからが本当の勝負です。

ベルギーで通用した長所を、ブンデスリーガのセンターバックを相手にどこまで再現できるか。

ここが後藤のキャリアを大きく左右するポイントになりそうです。




後藤啓介の弱点・今後の課題

後藤は非常に大きな可能性を持っていますが、まだ21歳です。

完成されたセンターフォワードではありません。

今後特に重要になりそうなのが、フィジカルコンタクトの質、ポストプレー、プレー判断、そして決定力のさらなる向上でしょう。

身長が高いことと、身体を使うプレーが上手いことは別です。

ブンデスリーガでは後藤と同等、あるいはそれ以上のサイズを持つCBと毎週対戦することになります。

そこで、

「競り勝つ」

だけでなく、

「ファウルを受けずに身体を入れる」

「ボールを失わず味方へ落とす」

「相手CBを引きつけて味方にスペースを作る」

ところまで高められるか。

ここが一つのポイントです。

さらに出場時間が短い試合では、1回か2回しか決定機が来ないこともあります。

その一度を得点へ変える勝負強さも、トップレベルのストライカーになるためには必要です。




後藤啓介は日本代表でどんな存在になれる?

後藤は2025年11月14日のガーナ戦でA代表デビュー。

2026年にはワールドカップ日本代表にも選出されています。

日本代表にとって後藤の存在はかなり興味深いものです。

最大の理由は、これまでの日本代表では希少だったタイプのCFだからです。

192cm級の高さがある。

裏へ走れる。

足元でもプレーできる。

ゴール前で得点を狙える。

味方を生かすこともできる。

この能力をすべて高いレベルまで引き上げられれば、戦術的な選択肢を大きく増やせます。

例えば相手がハイラインなら、後藤を背後へ走らせる。

相手が引いて守れば、クロスのターゲットにする。

日本が押し込まれれば、前線へロングボールを送り起点にする。

中央を固められれば、後藤がCBを引きつけて2列目へスペースを作る。

つまり完成形は、単なる「高さ要員」ではありません。

試合展開によって複数の役割を使い分けられるセンターフォワードです。




後藤啓介のプレースタイルは誰タイプ?

特定の世界的ストライカーと単純に比較するのはまだ早いでしょう。

ただ、タイプを整理するなら、

「大型ターゲットマン」と「裏抜け型ストライカー」の中間

という表現が近いかもしれません。

高さがあるのにゴール前で待つだけではない。

背後へ走るのに小柄なスピード型でもない。

足元でプレーできるのにゲームメーカーでもない。

最終的に目指すべきなのは、

高さ・強さ・速さ・技術・得点感覚を総合的に備えた万能型9番

でしょう。

育成年代に「超万能型」を目指してセンターバックやボランチまで経験していた選手が、現在は万能型センターフォワードへの道を進んでいるのも面白いところです。




まとめ|後藤啓介は「デカいだけ」ではない次世代型ストライカー

後藤啓介のプレースタイルを「192cmの大型FW」という一言だけで説明するのはもったいありません。

確かに高さとサイズは大きな武器です。

しかし、欧州クラブが後藤を評価してきた本質は、そのサイズに、

足元の技術、背後へのランニング、スペースを見つける能力、ボックス内での動き、得点感覚

が組み合わされていることにあります。

ジュビロ磐田では17歳260日でクラブ史上最年少ゴールを記録。プロ1年目にJ2で33試合7得点を挙げました。

ベルギー移籍後はRSCAフューチャーズで31試合13得点、シント=トロイデンでは40試合13得点8アシスト。そして2026年、21歳でフライブルクへステップアップしています。

まだ完成形ではありません。

だからこそ楽しみな選手でもあります。

ブンデスリーガでフィジカル、ポストプレー、プレー判断、決定力をさらに磨くことができれば、

「日本人としては珍しい大型FW」から「欧州トップレベルでも通用する万能型ストライカー」へ。

そんな成長を遂げる可能性を秘めた選手が、後藤啓介です。