危機察知能力、カバーリングに優れ、ピンチを防ぐ長谷部誠選手。
人間性に優れ、ピッチ内外で高い評価を受けていますね。
引退後、フランクフルトのアンバサダー就任も決定しており、今までの日本人選手と違ったキャリアを歩んでいますね。
高く評価されている長谷部誠選手ですが、年俸はどのように推移をしていったのでしょうか?
今回は、長谷部誠選手の年俸推移について書いていきたいと思います。
長谷部誠の年俸は約2億円!デビューからの推移が凄すぎる!
長谷部誠選手は、高校卒業後、浦和レッズに入団しました。
その後、多くのクラブを渡り歩いてきたわけですが、各クラブでの年俸はどうだったのでしょうか?
長谷部誠選手の各クラブでの年俸を見ていきましょう。
どんな推移だったのでしょうか?
見てみましょう。
シーズン | 所属チーム | 年俸 |
2002 | 浦和レッズ | 370万円 |
2003 | 浦和レッズ | 400万円 |
2004 | 浦和レッズ | 1000万円 |
2005 | 浦和レッズ | 1500万円 |
2006 | 浦和レッズ | 2500万円 |
2007 | 浦和レッズ | 3600万円 |
2007~2013 | ヴォルフスブルク | 不明 |
2013-2014 | ヴォルフスブルク | 97万6000ユーロ (約1億3800万円) |
2013-2014 | ニュルンベルク | 97万6000ユーロ (約1億3800万円) |
2014-2015 | フランクフルト | 85万9000ユーロ (約1億2000万円) |
2015-2016 | フランクフルト | 82万5000ユーロ (約1億1600万円) |
2016-2017 | フランクフルト | 99万5000ユーロ (約1億4000万円) |
2017-2018 | フランクフルト | 103万ユーロ (約1億4500万円) |
2018-2019 | フランクフルト | 104万ユーロ (約1億4700万円) |
2019-2020 | フランクフルト | 104万ユーロ (約1億4700万円) |
2020-2021 | フランクフルト | 120万ユーロ (約1億7000万円) |
2021-2022 | フランクフルト | 140万ユーロ (約2億円) |
2022-2023 | フランクフルト | 140万ユーロ (約2億円) |
2023-2024 | フランクフルト | 140万ユーロ (約2億円) |
※1ユーロ=141.16円で計算しています。
長谷部誠選手の年俸推移は素晴らしすぎます。
30歳過ぎると、年俸は下がってくるはずなのですが・・・。
不明のシーズンもありますが、4つのクラブで17億円以上稼いでいます。
まだ、プレーできそうな感じがする長谷部誠選手。
20億円以上稼いでくれることでしょう。
と思っていたら、2023-2024シーズン終了後に引退を表明。
今後は、指導者を目指すようです。
いずれ、日本代表のコーチや監督につくであろう方だと思っているので期待大です。
では、詳細を見ていきましょう。
浦和レッズ
引用:Twitter
浦和レッズでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 |
2002 | 370万円 |
2003 | 400万円 |
2004 | 1000万円 |
2005 | 1500万円 |
2006 | 2500万円 |
2007 | 3600万円 |
長谷部誠選手は、2002年に浦和レッズに加入しました。
当時の年俸は370万円でしたが、すぐにその才能が評価され、翌年には年俸が400万円に上がります。
トップ下やボランチとしてのプレーを経て、特にその守備力とボールを持ってからの推進力が評価されるようになりました。
特に注目されたのが、彼のドリブル突破能力。浦和の中盤でボールを奪い、そのまま相手ゴール前まで持ち込み、チャンスメイクをする場面が何度もありました。
引用:YouTube
今では考えられないプレーでしたね。
2004年には1000万円と大幅な昇給を果たし、翌年以降も成長が続きました。
2006年には2500万円、2007年には3600万円まで上昇。
浦和レッズ時代の長谷部選手は、攻守にわたってチームを支える中心選手となり、ボランチとしてのリーダーシップを発揮しました。
この時期、彼はキャプテンシーも磨き、試合中に味方に的確な指示を送る姿が印象的でした。
ヴォルフスブルク
引用:Twitter
ヴォルフスブルクでの年俸推移です↓
シーズン | 年俸 |
2007~2013 | 不明 |
2013-2014 | 97万6000ユーロ (約1億3800万円) |
※1ユーロ=141.16円で計算しています。税込みの金額です。
2008年、長谷部誠選手はヴォルフスブルクへ移籍し、ドイツでの挑戦をスタートさせます。
この移籍によって年俸も大幅にアップし、2013年には1億3800万円に達しました。
移籍直後からチームにフィットし、レギュラーとして定着。
ボランチとしての役割だけでなく、右サイドハーフやセンターバックとしてもプレーし、多彩なポジションでチームに貢献しました。
特に2008-2009シーズンは、ヴォルフスブルクがブンデスリーガで優勝した年であり、長谷部誠選手はその立役者の一人でした。
彼の守備力はもちろんのこと、中盤からのビルドアップで攻撃の起点を作り、相手のカウンター攻撃を何度も食い止める姿が印象的でした。
ドイツのサッカーファンからも「見えないところで大きな仕事をしている」と称賛されました。
また、エピソードとして、2011年のホッフェンハイム戦での「緊急ゴールキーパー」事件があります。
この試合、味方のゴールキーパーが退場処分を受け、チームはゴールキーパーがいない状態に。
そこで、長谷部選手が急遽ゴールキーパーとして出場することになりました。
ヴォルフスブルクの長谷部 誠 が、仲間の退場でキーパーに!? ホッフェンハイムに 1-3 で敗れました(汗) pic.twitter.com/aC8KGDZW
— ナシモン (@nashimon_namaz) September 17, 2011
慣れないポジションで奮闘し、相手の猛攻をなんとか防ぎきる姿は、ファンにとって忘れられないシーンとなりました。
ニュルンベルク
引用:Twitter
ニュルンベルクでの年俸です↓
シーズン | 年俸 |
2013-2014 | 97万6000ユーロ (約1億3800万円) |
※1ユーロ=141.16円で計算しています。税込みの金額です。
救世主として期待されただけあり、年俸が高いですね!
期待の高さがわかりますね。
本職ボランチで勝負がしたかった長谷部誠選手は、ニュルンベルクへ移籍。
救世主として迎えられましたが、チームは好転せず・・・。
長谷部誠選手も怪我があり、上手くいかない。
結局、ニュルンベルクは降格が決まり、長谷部誠選手も移籍を決断することになりました。
フランクフルト
フランクフルトでの年俸推移です↓
2014-2015 | 85万9000ユーロ (約1億2000万円) |
2015-2016 | 82万5000ユーロ (約1億1600万円) |
2016-2017 | 99万5000ユーロ (約1億4000万円) |
2017-2018 | 103万ユーロ (約1億4500万円) |
2018-2019 | 104万ユーロ (約1億4700万円) |
2019-2020 | 104万ユーロ (約1億4700万円) |
2020-2021 | 120万ユーロ (約1億7000万円) |
2021-2022 | 140万ユーロ (約2億円) |
2022-2023 | 140万ユーロ (約2億円) |
2023-2024 | 140万ユーロ (約2億円) |
※1ユーロ=141.16円で計算しています。税込みの金額です。
2014年にフランクフルトへ移籍した長谷部誠選手は、ここで新たな役割を任されます。
当初はボランチとしてプレーしていたものの、チームの戦術変更に伴い、リベロとして起用されることが増えました。
リベロとしての彼の働きは素晴らしく、守備ラインを統率し、時には攻撃にも絡む重要な役割を担いました。
特に2018-2019シーズンには、ドイツのサッカー専門誌『キッカー』でベストイレブンに選ばれるなど、彼のパフォーマンスは高く評価されました。
その後も長谷部選手は歴史的な記録を次々と打ち立て、2019年にはアジア人選手として史上最多のブンデスリーガ309試合出場を達成。
これは彼の継続的な努力と高いプロ意識を象徴するものであり、年齢を感じさせないプレーでドイツのサッカーファンからも「鉄人」と称されました。
※2023-2024シーズン終了後に引退。
今後は、指導者の道を歩むそうです。
語学力を始め、人望もあるので良い指導者になることでしょう。
将来は、日本代表監督になってほしいですが、ブンデスリーガで指揮を執る長谷部誠選手にも楽しみにしています。
さいごに
今回は、長谷部誠選手の年俸推移について書いてみました。
順調に年俸が上がっているのがわかりましたが、30過ぎても上がっているということは珍しいことです。
色々な選手の年俸の推移を書いてきましたが、長谷部誠選手の年俸推移はレアなものですね。
引退後、長谷部誠選手をフロントに入れるぐらいですので、長谷部誠選手の年俸は妥当なところなのかもしれませんね。
それにしても、順調すぎる年俸の推移でビックリしました!
これからも素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しいですね。
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参考サイト