現在、ヨーロッパのサッカーは盛り上がっていますね。
UEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグとありますので!現在は、二つとも決勝トーナメントに入っています。
各国では、優勝争いに加えて、来季のヨーロッパを舞台にする二つの大会の出場権をかけた戦いで盛り上がっています。
チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグとありますが、レベルの違いがあることはご存知だと思われますが、他に違いがあるので紹介していきたいと思います。
この記事の内容
UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグの違いとは?
UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグの違いについて書いていきます。
まず、簡単にUEFAチャンピオンズリーグから説明します。
ヨーロッパのクラブ単位では、最も権威のある大会でヨーロッパのクラブナンバーワンを決める大会。
引用:https://twitter.com/ucljapan
チャンピオンズリーグへの出場権は非常に厳しく、各国の上位でなければ出場することはできません。
しかも、UEFAカントリーランキングによって、各国の参加枠が決められます。条件は以下の通り。
- UEFAランキング1位〜4位の国の上位4クラブ(16)
- UEFAランキング5位〜6位の国の上位2クラブ(4)
- UEFAランキング7位〜10位の国の1位クラブ(4)
- 優勝チーム予選を勝ち上がったUEFAランキング11位以下の国の1位クラブ(4)
- 上位チーム予選を勝ち上がったUEFAランキング5~15位の国の2位~3位クラブ(2)
- UEFAチャンピオンズリーグ前年度優勝クラブもしくはUEFAランキング11位の国の1位クラブ(1)
- UEFAヨーロッパリーグ前年度優勝クラブもしくはUEFAランキング5位の国の3位クラブ(1)
(前年度CL優勝クラブの国内リーグ成績が本大会出場権獲得圏内の場合、UEFAランキング11位の国の優勝クラブが予選を免除され、本大会の出場権を得る。前年度EL優勝クラブの国内リーグ成績が本大会出場権獲得圏内の場合、UEFAランキング5位の国の3位クラブが予選を免除され、本大会の出場権を得る)
ヨーロッパを代表するクラブ同士が戦い、頂点を目指す大会です。これだけが条件ではなく、予選やプレーオフも勝ち抜かないといけないので大変です。
UEFAカントリーランキングの下位の国は出場することが難しく、本大会まで進めたら万々歳というくらい。
一方のヨーロッパリーグは、中堅~上位クラスのクラブやカップ戦の優勝国がメインとなります。
引用:https://www.rrr3k.com/entry/2018/09/21/041742
それに加えて、チャンピオンズリーグのグループステージ3位のクラブ、予選3回戦、プレーオフの敗者で争われます。
よって、レベルが下がる大会とも言えます。ヨーロッパでも知らないクラブが出てきますからね。
簡単な説明で済ませてしまいましたが、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの違いは、こんなところでしょう。
では、二つの大会の進め方の違いについて書いていきたいと思います。
大会の進め方には違いがあるのでしょうか?
UEFAチャンピオンズリーグの大会の進め方は?
大会の進め方としては、本戦から出場できる国は、イングランド、スペイン、ドイツ、イタリアのクラブが4つずつ。
フランス、ロシアが3つずつ。ポルトガル、オランダ、ベルギー辺りのレベルの国から2つ。
UEFAカントリーランキング16位以下から1つとなっています。
さらに、国内リーグ優勝チーム予選と国内リーグ上位チーム予選があり、勝ち抜いたチームに出場権が与えられます。
本大会は、合計32クラブを4クラブ、8グループに分けて、グループステージを戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進むという形となります。
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20190910/976317.html
決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選は、グループ1位と2位のクラブが当たるようにするが、準々決勝以降は関係なく抽選が行われます。
同じ国のクラブで潰しあうことも十分にあり得るので、準々決勝以降の組み合わせは、非常に楽しみです。
では、UEFAヨーロッパリーグの方を見てみましょう。違いはあるのでしょうか?
UEFAヨーロッパリーグの大会の進め方は?
各国からチャンピオンズリーグに出場できなかったクラブがタイトルをかけて戦う大会です。
出場資格が多くあり、めんどくさい大会だなと思うこともあります。何のチャンピオンを決める大会なのかがわかりにくいです。
ここが、大きな違いなんですけどね。上から下のレベルの違いが、はっきりと出てしまうので残念です。
日本人選手が多く出場している大会なので、下のカテゴリーとはいえ見逃せないのですが・・・。
チャンピオンズリーグのグループステージ3位のクラブや予選で敗れたクラブも入ってくるので、決勝トーナメント以降は面白い試合が見れます!
大きな違いとしては、グループステージは48チームが出場できます。16クラブも枠に違いがあることが驚きですが。
4クラブを12のグループに分けて戦い、上位2チームが決勝トーナメントに出場できます。
この24クラブに加えて、チャンピオンズリーグのグループステージ3位の8クラブが加わり、32クラブで決勝トーナメントを戦います。
ここも違いの一つですね!
グループステージの段階では実力差がありすぎて面白くないのが本音です。
ヨーロッパと言えど広いですし、国が多いので、レベルが違いすぎて、やる意味あるのかな?と思うこともあります。
ヨーロッパのクラブでも、どこの国かわからないこともあります・・・。
決勝トーナメントから、ようやく面白くなるような大会です。ヨーロッパの中堅~上位クラブの戦いですからね!
大体勝ち進んでくるのは、わかりやすいので、そこまでは我慢ですね。
レベルは劣りますが、優勝すれば、来季のチャンピオンズリーグの出場権を得られるので、そこを目指して戦う大会のような感じもします。
どうしても、魅力がないヨーロッパリーグですが、どういった点を楽しめばよいのでしょうかね?
ヨーロッパリーグの楽しみ方について書いていきたいと思います。
UEFAヨーロッパリーグの楽しみ方は?
レベルが落ちることは承知の上ですが、どんな楽しみ方があるのでしょうか?
先ほど書いたように、日本人選手が所属するクラブが多く出ています。ヨーロッパの中堅どころに所属する選手が増えたということですね。
ヨーロッパリーグであれば試合に出ているところが見れますので、そこが魅力かなと思います。
後は、準々決勝以降となりますが、ヨーロッパの強いクラブ同士の対決が見られることも楽しみですね。
それこそ、チャンピオンズリーグでグループ3位のチーム同士の戦いもあるかもしれませんし。
そういったカードを楽しみにしていれば、それなりに楽しめると思います。互いにヨーロッパの強豪なので期待はできます。
知らない選手を知ることもできますしね!大会の規模の違いは大きいですが、楽しみ方にも違いがあるので参考にしていただければよいなと思います。
まとめ
今回は、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの違いについて書かせていただきました。
本大会までの道のりが似ていますが、そこまでの道のりの違いが大きいことが理解していただけたのかなと思われます。
レベルの違いが大きすぎて、日が当たらない舞台ですが、準々決勝ぐらいになれば面白い試合も増えてきます。
ヨーロッパでも有名なクラブ同士が戦いますので見ごたえはあります!
最初は、存在感が薄いですが、多くの日本人選手が戦っているので注目してみると面白いと思われます。
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