フランクフルトで大活躍し、2019年夏にレアル・マドリードに加入したヨビッチ選手。
レッドスター時代には「セルビアのファルカオ」と評価されたほどの才能の持ち主で有名ですよね?
レアル・マドリードで苦しんでいますが、持っているモノは本物だと思われます。
今回は、ヨビッチ選手のプレースタイル、ポジションについて書いていきたいと思います。
ヨビッチのプレースタイル、ポジションは?
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ヨビッチ選手のメインポジションは、センターフォワード。
そのほかには、セカンドストライカー、攻撃的ミッドフィルダー、左右のウイングのポジションでもプレーできるようです。
攻撃的なポジションであれば、できる器用さはありますが、センターフォワードが似合う選手と言えるでしょう。
そんなヨビッチ選手は、どんなプレースタイルが持ち味なのでしょうか?
ヨビッチ選手のプレースタイルの特徴を挙げるとすると、
- シュート技術の高さ
- ポジショニングの良さ
- パスセンスも素晴らしい!
が挙げられると思われます。
それぞれについて見ていきたいと思います。
シュート技術の高さ
ヨビッチ選手のシュート技術の高さには驚かされますね!
コースを狙ったシュートは素晴らしく、相手ゴールキーパーとすれば嫌な存在と言えます。
届かないところを狙う技術は一級品と言えるでしょう。
また、パンチ力あるシュートも放てますし、ゴール前でヨビッチ選手にボールが渡った時は要チェックですよ!
難しいボールに合わせる技術も高いので、クロスが少しずれても合わせてくれるので、味方にとって心強い存在でもあります。
ヨビッチ選手のシュート精度の高さがわかる動画です↓
嫌なコースに打ち込んできますね・・・。
アクロバティックなプレーもするので、ヨビッチ選手のシュートシーンは見逃せません。
ポジショニングの良さ
ヨビッチ選手はポジショニングが良いことでも有名ですよね?
ゴールへの嗅覚が素晴らしく、どこにボールがこぼれてくるのかをかぎ分けています。
また、相手ディフェンスの裏を取る動きも素晴らしく、少し目を離せばやられてしまいますね・・・。
シュート技術も高く、ポジショニングも良いので得点を量産することができていると言えるでしょう。
※レアル・マドリードでは多くの得点は取れていません。
ヨビッチ選手がフィットするクラブへ行けば、爆発するのではないかと思っています。
パスセンスも素晴らしい!
点取り屋のイメージが強いヨビッチ選手ですが、パスセンスも素晴らしく、味方にやさしいパスを供給してくれます。
味方に絶妙なスルーパスやサイドに流れて、素晴らしいクロスを供給してくれますね!
キックの精度が高く、中盤の選手かと思うようなパスを供給します↓
凄く器用な選手ですので、ゴール前以外でもボールを持った時は注目ですよ!
上の動画にあったような予想外のパスを出すことも・・・。
レアル・マドリードで多くの出番に恵まれていないので、移籍してほしいなと思っています。
ヨビッチ選手が、ブンデスリーガかセリエAに行けば、大爆発する予感がしますね!
移籍はあるのか?ヨビッチ選手の動向にも注目していきましょう。
ヨビッチの経歴
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ヨビッチ選手は、2005年にレッドスターのスカウトを受けて、下部組織に入団しました。
順調に成長したヨビッチ選手は、2014年にリーグ優勝をかけた一戦でプロデビュー。
クラブの最年少記録を樹立し、そして、この試合でプロ初得点を挙げ、クラブ史上最年少得点の記録も樹立しました。
レッドスター時代のヨビッチ選手です↓
Tottenham leading the race for Red Star Belgrade’s Luka Jovic http://t.co/QGYMvqA80E #COYS pic.twitter.com/dGIPsyt9Nm
— Express Sport (@DExpress_Sport) October 1, 2015
この活躍を受け、ポルトガルの強豪ベンフィカが獲得に動きました。
ヨビッチ選手は残留を望んでいたようですが、レッドスターが財政難であったため、移籍することに・・・。
分厚い選手層に加え、適応に苦しんだヨビッチ選手はBチームでプレーすることになりました。
トップチームでは公式戦4試合出場にとどまり、ヨビッチ選手は移籍を志願!
そして、2017年にブンデスリーガのフランクフルトにレンタル移籍しました。
この移籍が大きな転機となり、ヨビッチ選手が輝き始めましたね。
9 – Only Kylian Mbappe and Patrick Cutrone are younger than Luka Jovic among all players in Europe’s 5 leagues who scored at least 9 goals in all competitions 2017/18. Talent. @eintracht_eng #S04SGE #DFBPokal pic.twitter.com/COg3gwXRdT
— OptaFranz (@OptaFranz) April 18, 2018
初年度は、公式戦27試合9得点2アシストと、まずまずの成績を収めました。
凄かったのは、翌シーズン!
1試合5得点を挙げる試合もあり、公式戦48試合27得点7アシストという素晴らしい成績を収めてくれました。
シーズン途中に完全移籍を勝ち取り、今後数年はフランクフルトでプレーすると思った方は多いことでしょう。
しかし、シーズン終了後にレアル・マドリードに移籍を決断しましたが、思うように出場機会が得られず。
Face à son manque de temps de jeu avec le Real Madrid, Luka Jović envisage un départ cet hiver. Arsenal et West Ham font partie des destinations possibles. @diarioas pic.twitter.com/w4ZJRydqKu
— Madrid France (@Madrid_FRA) September 22, 2021
2021年1月には古巣フランクフルトにレンタル移籍し、すこし息を吹き返しました。
新シーズンには、レアル・マドリードに復帰しましたが、出番は少ないですね・・・。
フランクフルト時代のような輝きを期待したいですが、レアル・マドリードでは難しいでしょう。
環境を変えて、仕切り直ししたほうがヨビッチ選手にとって良いのではないでしょうか?
フランクフルト時代のような活躍を見せてほしいものです。
まとめ
今回は、セルビア代表のヨビッチ選手のプレースタイル、ポジションについて書いてみました。
理想的なセンターフォワードの選手と言えるでしょうね。
点を取るだけでなく、味方を活かせることもでき、現代的な選手ですね。
現在は、レアル・マドリードで多くの出番に恵まれていません・・・。
ヨビッチ選手には移籍して、フランクフルト時代のような活躍を見せてほしいですね。