足元の技術が高く、豊富な運動量でチームを助ける、アーロン・ラムジー。
総合力が高く、チームに1人いると助かるタイプの選手ですね。
チームにいると助かるアーロン・ラムジーとは、どんな選手なのでしょうか?
今回は、アーロン・ラムジーのポジション、プレースタイルについて書いていきます。
この記事の内容
ポジション、プレースタイルは?
アーロン・ラムジーのポジションは、中央のセントラルミッドフィルダー。
一応、サイドのポジションでもプレーできますが、適したポジションはセントラルのミッドフィルダーと言えるでしょう。
アーロン・ラムジーのプレースタイルですが、
・フィジカルに長け、強靭なスタミナ
・ボールコントロールの上手さ
が挙げられるのではないでしょうか?
フィジカルに長け、強靭なスタミナ
アーロン・ラムジーは、「ボックス・トゥ・ボックス」の選手として有名です。
※自陣のPAから相手のPAまで走り通す選手のことを指します。イングランドサッカーで伝統的なCHを示します。
この運動量の豊富さで、チームの潤滑油のようなプレーをしてくれています。
ボールを低い位置までもらいに行ったりしてくれています。
最前線にも飛び出すことも多く、ボールがあるところに顔を出してくれるのが特徴。
結構、ゴール前に顔を出すのですが、結構失敗することが多い。
しかし、持ち前の運動量で何度も飛び込んでいくので、迫力があります。
飛び出しの上手さがあるとはいいがたいですが、何度も繰り返しされると嫌ですよね?
アーロン・ラムジーのスタミナがあるからこそできる技ですね。
アーロン・ラムジーは気の利いたところに顔を出してくれるので、チームとしては助かります。
アーロン・ラムジーの得点シーンです。結構、ゴール前にいるのですね。
#OTD 2013 🗓️ Arsenal become the first English team to triumph at Dortmund’s imposing Westfalenstadion home.
⚽️ Aaron Ramsey’s goal, his 11th this season in all competitions, equals his tally in his first six seasons combined for the Gunners.pic.twitter.com/nizhB1Y4HC
— 🅱️RIFF🅰️ (@goonerbeau) November 6, 2020
ボールコントロールの上手さ
運動量豊富なポジションですが、アーロン・ラムジーは足元が上手く、技巧派としても知られています。
ルーレットやヒールパスなど魅せる時は魅せます!
また、以前、アーセナルを選んだだけあって、ショートパスを好む傾向にあります。
アーロン・ラムジーは自らためてスルーパスを出したり、ダイレクトパスで崩すようなプレースタイルを好んでやりますね。
パスサッカーがメインですが、ドリブルで運ぶこともできます。
ちょっと不思議なアーロン・ラムジーのドリブルをご覧ください↓
誰よりも走り、誰にも予測できない(本人含む)ドリブルを繰り出す稀有な存在のラムジー
Brilliant performance by @aaronramsey
MAN OF THE MATCH!!pic.twitter.com/UQy7KwspHp https://t.co/5vYT831Enc— Häne@Gööner (@hane_kiyo) September 18, 2017
テクニックが際立っていましたね(笑)。
華麗なテクニックと誰にも予測できないドリブルは脅威ですね!
弱点は?(結構致命的かもしれない)
アーロン・ラムジーのプレースタイルの特徴を見ると、凄い選手!と思う方は多いと思います。
実際には凄いです。
ただ、そんなアーロン・ラムジーにも弱点はあります。
- 中盤のキーマンでありながら、つり出されることが多い
- 決定機を外す
と言ったところがあります・・・。
中盤のキーマンでありながら、つり出されることが多い
ムキになってしまうのでしょうか?つり出されたところを相手に狙われることも多いので気を付けなければいけません。
試合なので、そういうシーンがあっても仕方がないことですが。
アーロン・ラムジーと中盤を形成する際には、バランス感覚に優れた選手がいないといけません。
それに加えて、1番危ないところで、ボールを失うことが多く、味方もヒヤヒヤしていることでしょう。
集中力を欠いた時に見られるので、味方は、集中力が切れたなと思ったら、アーロン・ラムジーに声をかけないといけません。
決定機を外す
アーロン・ラムジーは決定機を外すことでも有名。
チャンスメークの部分は非常に良いのですが、決定機となると、外してしまうことが多いのです。
このような感じです↓
エジルの素晴らしいパスからラムジーがドリブルで2人を交わしてシュートも決められず
これは決めないとな pic.twitter.com/65niWKBbJC— Che❢sea@#TC13 (@Chelsea_TC13) January 9, 2016
2人抜き去ったところまでは完璧ですが、フィニッシュが・・・。
せめて、枠に入れてほしいものです。
こういったところが改善されれば、アーロン・ラムジーの成績は向上すると思われます。
プロフィール
生年月日:1990.12.26
身長:182cm
体重:76kg
出身地:ケアフィリ(ウェールズ)
利き足:両足【リーグ戦記録】
2006-07 カーディフ(イングランド2部) 1試合・0得点
2007-08 カーディフ(イングランド2部) 15試合・1得点
2008-09 アーセナル(イングランド) 9試合・0得点
2009-10 アーセナル(イングランド) 18試合・3得点
2010-11 アーセナル(イングランド) 7試合・1得点
2010Nov. ノッティンガム・フォレスト(イングランド2部) 5試合・0得点
2011Jan. カーディフ(イングランド2部) 6試合・1得点
2011-12 アーセナル(イングランド) 34試合・2得点
2012-13 アーセナル(イングランド) 36試合・1得点
2013-14 アーセナル(イングランド) 23試合・10得点
2014-15 アーセナル(イングランド) 29試合・6得点
2015-16 アーセナル(イングランド) 31試合・5得点
2016-17 アーセナル(イングランド) 23試合・1得点
2017-18 アーセナル(イングランド) 24試合・7得点
2018-19 アーセナル(イングランド) 28試合・4得点
2019-20 ユヴェントス(イタリア) 24試合・3得点
アーロン・ラムジーは、カーディフ・シティのユースで育ち、プロデビューを果たしました。
16歳と124日という年齢でデビューはクラブ史上最年少記録でした。
才能あふれるアーロン・ラムジーには多くのオファーが殺到したようですが、クラブ側が拒否・・・。
2007年12月にプロ契約を結び、プロとして活躍をしてきました。
2007-2008シーズン終了時には、再び多くのクラブからオファーが殺到!
マンチェスター・Uやアーセナルなど強豪クラブから来ましたが、アーセナルに移籍をすることに。
決め手は、ベンゲル監督の訪問と若手の起用に積極的であったことのようです。
アーセナル移籍後は、レンタル移籍をしたこともありましたが、基本的に主力として活躍。
中盤の選手でありながら、シーズン2桁得点を記録することもあり、アーセナルの名物選手に成長!
2019年に、長年在籍したアーセナルに別れを告げ、イタリアの名門ユベントスに移籍。
アーロン・ラムジーにとって、初の海外移籍を果たしました!
ユベントスでは限定的な起用法で不満がたまっていると思われますが、結果を残して起用方法を考え直させてほしいですね。
代表は、各年代で経験をしており、2008年の親善試合・デンマーク戦で代表デビュー。
EURO 2016では初出場ながら、ベスト4進出を果たし、世界を驚かせましたね。
この大会では、4アシストを記録し、アザールと並んで大会最多タイとなっています。
まとめ。
今回は、アーロン・ラムジーのポジション、プレースタイルについて書いてみました。
豊富な運動量で、ピッチを駆け回るプレースタイルは魅力的です。
チームの大きな助けになっていることは間違いないでしょう!
弱点であるつり出されることや決定機を外す回数を減らすことができれば、ユベントスでの出場機会を多く得ることができるのではないでしょうか?
今後、アーロン・ラムジーのプレースタイルに変化があれば、追記をしていきます。
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