規格外という言葉が似合う、バロテッリ。
悪童でも有名ですが、点取り屋としての能力は素晴らしいものがあります。
様々な得点パターンを持っており、見るものを楽しませてくれる存在!
ミランで本田圭佑とプレーをしていたこともあるので、日本でも知っている方が多いと思われます。
今回は、悪童、バロテッリのプレースタイルについて書いていきたいと思います。
まずは、バロテッリのプロフィールから見ていきましょう!
この記事の内容
バロテッリのプロフィール。
本名:マリオ・バルウアー・バロテッリ
国籍:イタリア、ガーナ
生年月日:1990年8月12日
出身地:パレルモ
身長:190cm
体重:95 kg
在籍チーム:ブレシア・カルチョ
ポジション:FW(CF)
背番号:45
利き足:右足
バロテッリは、ACルメッツァーネのユースチームからトップチームに昇格。
15歳で、セリエC1デビューを果たす。
※バルセロナのテストを受けたようですが、落選。
2006年に、インテルに移籍をし、インテルの黄金期を過ごす。
バロテッリの問題行動や人種差別で、悪い方で有名になってしまい、ちょっともったいなかったなと思います。
その後、マンチェスター・C、ミラン、リバプール、ニース、マルセイユと渡り歩きました。
問題行動は本人の問題なので仕方がないですが、人種差別でパフォーマンスを落としていった印象が強いですね。
問題行動は幼少期の差別の反動だとも言われています。
バロテッリの能力は本物だけに残念です。
本当に、人種差別をすることなく、サッカーの実力で見てほしいですね。
※サッカーの結果でブーイングされ、切れた場合は、バロテッリが悪いですけれども・・・。
問題行動ばかり目立つバロテッリですが、プレースタイルは、どうなのでしょうか?
プレースタイルも乱暴な選手なのか?見ていきましょう。
バロテッリのプレースタイルは?
バロテッリのポジションですが、FWです。希望は、CF(センターフォワード)のようです。
バロテッリの能力を考えれば、CFが適切なポジションと言えるでしょう。
バロテッリのプレースタイルの特徴はというと、
・高い決定力。
・強靭的なフィジカル。
・意外と足元も上手い。
の3つが挙げられると思われます。
高い決定力。
バロテッリのプレースタイルの最大の特徴ではないでしょうか?
豪快なシュートで得点を奪うこともありますが、丁寧にシュートを打ています。
コースを狙ったテクニカルなシュートも得意としています。
バロテッリ=豪快と思われがちですが、凄く丁寧にシュートを打っていますよ!
だから、決定力が高いと言えます。
ボールのもらい方も上手く、DFの裏を取る動きも素晴らしいです。
一番厄介なのが、野性的なところでしょう。相手DFには想像もできないような動きをしますので、捕まえるのが難しい。
強靭的なフィジカル。
バロテッリのフィジカルは驚異的です。
常識では計れない規格外のフィジカルを持っているので、対戦相手は一苦労。
押されても倒れない強さは、ポストプレーに役立っています。
フィジカルに加え、手足も長いので、バロテッリにボールをキープされると届きません。
バロテッリにボールを預けておけば、味方の上りを待って展開ができますね。
意外と足元も上手い。
野性的なバロテッリですが、足元の技術もあります。
たびたび魅せるテクニカルなドリブルやパスは魅力的ですよ!
ただ、やりすぎて批判を買う場面も・・・。
マンチェスター・C時代に、GKと1対1になった場面。
何を思ったのか?マルセイユルーレットをやり、ボールをピッチの外へ・・・。
ロベルト・マンチーニ監督の怒りを買い、即交代。
遊び心があるのはわかりますが、披露する場所を選んでほしいですね。
これが、DFに囲まれてだったらわかってもらえたのかもしれません。
※足元の技術は確かなものがあります。判断さえ誤らなければ問題なし。
バロテッリのプレーを見る時は、シュートも注目ですが、足元の技術もチェックです!
最後に、バロテッリのプレースタイルがわかる動画を載せてみました。
バロテッリのプレースタイルは、相手にとって脅威。
上手く活かせるようであれば、世界トップレベルの選手として君臨できるのに。
その証拠に、サミュエル・エトーが、
「もし今後数年でワールドクラスにならなかったらぶっ殺してやる」
と言ったほど。
もう年齢も高いので厳しいかもしれませんが、バロテッリには狙ってもらいたいですね。
では、バロテッリのプレースタイルに弱点はあるのでしょうか?
バロテッリのプレースタイルの弱点とは?
バロテッリのプレースタイルには問題はないと思います。
問題は、メンタル面でしょう。
相手の挑発や審判の判定で怒りだしてしまうことが弱点。
これが、抑えられるようになれば、間違いなく、世界有数の点取り屋としての地位を築いていたはず。
※そうでなくても、世界有数の点取り屋ですが・・・。
まあ、このメンタル的な部分もバロテッリの魅力なので、私は好きなのですが。
元イタリア代表のピルロは、バロテッリが成功できなかった理由について、
「若い時に過大評価されてしまった。誰もが彼が才能を開花させることを期待していたが、おそらく今も眠ったままの潜在能力を出し切ることはできなかった。彼には過度にプレッシャーがのしかかっていたし、あまりに多くを期待されていた」
とコメントしています。
プレッシャーがのしかかっていたことに加え、日々の努力が足りないとも指摘。
バロテッリには素晴らしい能力が備わっていただけに、努力をしてこないように見られたのでしょう。
私は、バロテッリに良き理解者がいれば、大きく成長できたのかなと思います。
要は、メンタル面でですね。できれば、サッカー選手で。
そういう環境であれば、早く大成できたかもしれません。
年齢も30になりますが、イタリア代表に選出されるチャンスもあります。
EURO、W杯とビックイベントがあるので、バロテッリには狙ってほしいですね。
久しぶりに強いイタリア代表が戻ってきますし、その中に、バロテッリがいることを期待しています。
まとめ。
今回は、バロテッリのプレースタイルについて書いてみました。
FWととしての能力は問題なしですが、メンタル面で損をしてきましたね。
世界有数のストライカーになれる選手なので、メンタル面での落ち着きを期待しています。
バロテッリが精神面で落ち着くことができれば、大量得点も期待ができるので楽しみにしています。
今後、ブレシアから出るのか?バロテッリの動向に注目しましょう。
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